REPORT

2018年4月13日14日15日の3日間にわたり開催された
「KCON 2018 JAPAN」をリポート!

『KCON 2018 JAPAN』DAY1ハイライト

DAY1ハイライト

 

『KCON 2018 JAPAN』DAY2ハイライト

DAY2ハイライト

 

『KCON 2018 JAPAN』DAY3ハイライト

DAY3ハイライト

 

CONVENTION REPORT

世界最大級の K-Culture フェスティバル『KCON 2018 JAPAN』を4月 13 日(金)、14 日(土)、15 日(日)に幕張メッセ国際展示場ホールにて開催し、3日間の総来場者数 68,000 人を動員した。毎日 10:00~18:00 まで開催されたコンベンションでは、BEAUTY、FASHION、K-POP など多様な韓国ライフスタイルを楽しむことができる187のプログラムを開催した。若年層が中心となっている第3の韓流世代に合わせて、昨年よりも会場を1ホール拡大し、10代、20代の韓流世代がK-ライフスタイルを総合的に体験することができる体験型プログラムを新設・強化した。日本で爆発的な人気のチーズタッカルビの料理体験、 SNSで活用できるハングル講座、メイクアップやファッションショーなど多様なテーマのK-カルチャーを体験できる場を設けた。さらに、YouTubeなどSNSに慣れ親しむ10代を対象に、日韓で人気の高い15名のYouTubeクリエイター達も登場し、会場内に設けられた K-Studioから YouTube の生配信をするなど、様々なデジタルコンテンツを披露した。 初日に行われたオープニングセレモニーには、コンベンション出演アーティストが勢ぞろいし3日間のKCONの幕開けを華々しく飾った。
また、グローバル進出を希望する中小企業のために、会場にはビジネスラウンジも設置。事前に応募のあった中小企業50社は、KCON コンベンション会場内の各社ブースで日本の顧客の声を直に聞く機会を得て、日本の現地バイヤーとのビジネス商談会なども行われた。 「M COUNTDOWN」と同時間帯にコンベンション会場内で開催されたでは、 Reddy、Sik-K、YunB、Paloalto、Huckleberry Pなど韓国を代表するHIPHOPアーティストが出演し、会場を熱く盛り上げた。同じくコンベンション会場内で開催された「ハベクの新婦」出演のナム・ジュヒョク&イム・ジュファンのファンミーティングでは、出演者2人の持ち前のサービス精神が発揮され、和やかな雰囲気で進行した。終始笑いの絶えないイベントとなり、会場は惜しみない拍手に包まれた。

KCON STAGE

K-POPアーティストのライブを楽しめる会場のメインステージ

コンベンションエリアのメインステージとなる「KCON STAGE」では、連日様々なアーティストが登場してミニライブを開催し、本公演にも引けを取らないほどの盛り上がりを見せた。今年もMnet Japanのオリジナルエンタメ情報番組「MタメBANG!」と各種媒体とコラボした公開収録を開催し、CHUNG HA、Samuel、SF9、fromis_9、Heizeなど豪華ゲストたちが登場して会場を沸かせた。
ライブでは、A.C.EやBLKなど注目を集める新人からTRITOPS*やCODE-V、チョウンなどの実力派、さらにM COUNTDOWNにも出演するSF9やGolden Child、RAINZなども登場すると、普段テレビで見ているK-POPスターたちを近くで見れるとあって、会場は大歓声につつまれた。また、韓国アパレル企業のファッションショーやDJショーも開催した。 二日目の14日(土)の夜は、CJ E&Mが誇る韓国のHIPHOPイベント「ALL DAY OUT」とKCONがタッグを組み、オフィシャルアフターパーティーが開催された。KCON初の試みとなるPARTY EVENT<SUPER M PARTY>には、韓国を代表するHIPHOPレーベルHI-LITE RECORDSからReddy、Sik-K、YunB、Paloalto、Huckleberry P、さらにSik-K、DJ HYUK、Kelly Greenが参加、日本からはDJ YUUDAIやDJ JUNKが参加。日韓のDJたちの豪華共演が繰り広げられ、近年のK-HIPHOPの人気の高さを感じることが出来た。

TSUNAGARU STAGE

トークショーや公開収録などを楽しめるステージ

「TSUNAGARU STAGE」では、K-POPスターを迎えてのトークショーや、テコンドー公演、古家正亨&Mina.Furuya夫妻による家庭で作れるチーズタッカルビのデモンストレーションなど、バラエティ豊かに展開。ここではRAINZやSF9、UNIONEなど豪華K-POPアーティストが様々なテーマでトークショーを開催。愛嬌を披露したりゲームをしたり、普段はなかなか見ることのできない姿を近距離で直に見ることができるとあって、会場にいるファンからは悲鳴にも似た歓声が上がっていた。「TSUNAGARU STAGE」の模様は、Mnetの動画配信サービスMnet Smartで終日生配信された。
「TSUNAGARU STAGE」では、K-POPスターを迎えてのトークショーや、テコンドー公演、古家正亨&Mina.Furuya夫妻による家庭で作れるチーズタッカルビのデモンストレーションなど、バラエティ豊かに展開。ここではRAINZやSF9、UNIONEなど豪華K-POPアーティストが様々なテーマでトークショーを開催。愛嬌を披露したりゲームをしたり、普段はなかなか見ることのできない姿を近距離で直に見ることができるとあって、会場にいるファンからは悲鳴にも似た歓声が上がっていた。「TSUNAGARU STAGE」の模様は、Mnetの動画配信サービスMnet Smartで終日生配信された。

K-CULTURE STAGE

韓国の文化やプレミア映像の上映会、講座などを楽しめるステージ

Mnet Japanの新作番組上映会や、トークショーを開催した。韓国大衆文化ジャーナリストとしておなじみの古家正亨氏が「K-Culture」をテーマに韓国映画の配給会社の担当者や、韓国の番組を担当しているラジオのDJなどを招いてトークショーを実施。昨年に引き続き、Mnetのプロデューサーで「SHOW ME THE MONEY」や「SIXTEEN」、「M COUNTDOWN」を手掛けるヒットメイカーのチェ・スンジュン氏を迎えてのトークショーでは、TWICEを輩出した「SIXTEEN」の撮影秘話や、「M COUNTDOWN」におけるアーティストのカムバックのステージに費やす準備期間や収録時間など裏側を披露。これからの時代に求められるアイドル像についても語った。 また、韓流雑誌「haru*hana」の編集長・佐藤氏と「M COUNTDOWN」を手掛けるチェ・スンジュンによるトークショーでは、会場に来ていた学生から、TV業界や編集の仕事に就くために何をしておけば良いのか質問が寄せられ、それぞれの業界で第一線で活躍する2人の貴重なアドバイスに観客は熱心に耳を傾けていた。
Wanna One 振り付けディレクターのキム・テグン氏によるダンス制作秘話は、会場は立ち見が出るほど超満員となった。Wanna One楽曲の振り付けをキム・テグン氏自らデモンストレーションするなど、見ごたえたっぷりのプログラムとなった。 そのほか、グローバルKCON、MAMA統括企画担当のMnet キム・ヒョンス局長によるKCONビハインドストーリーや、韓国の絵本と詩の朗読会、コルギの実践講座、出張韓国語教室などが行われた。 CHECCORIでは韓国の「愛」をテーマに朗読会を開催。韓国語に興味のあるお客様たちで連日賑わっていた。またゲストとして、D.tion、CODE-V、Ha Minwooが登場。大人気ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」に登場する詩を朗読したり、メンバーと再現するなど、参加型のイベントに皆大満足の様子だった。

DANCE ALL DAY

K-POP COVER DANCE EVENT「DREAM ON!」がプロデュース!K-POP DANCEのすべてを体感できるステージ

DANCE ALL DAYのステージでは、今年もダンスのオンパレードだった。K-POPのカバーダンスの中でもひと際異彩を放っていたのが、よしもと芸人が踊りまくる30分、K13によるカバーダンスショー。SEVENTEENを意識して結成したため、13人の芸人で構成されているユニットで、お世辞にも上手とは言えないダンスを得意のトークでカバーし、会場を沸かせていた。SEVENTEENはもちろん、Wanna OneやTWICEまで守備範囲の広さを見せつけた。

K-STUDIO

魅力発散クリエイターとのK-Studio オフラインファンミーティングイベント!

デジタルネイティブ世代向けに今年も様々なコンテンツを展開。人気のYouTuber達が参加し、それぞれプログラムを披露した。Yu KagawaとMinkyeongと一緒にダンスタイムでは、ゲストにA-JAXを迎えて、韓国で人気のダンスを楽しんだ。ヒョクのエンタメSHOWTIMEでは、K-POPの歌詞を読み上げて曲名を当てるクイズやプレゼントコーナーなど、ギャラリー参加型のプログラムを展開した。

Mnet Japan Mnet Smart ブース

Mnet Japan Mnet Smart ブースでは、Mnet Smart 会員登録イベントとして、会員登録(無料)するだけでサイングッズなど豪華賞品が当たる抽選会を実施。連日行列が絶えなかった。その他、「M COUNTDON」に出演するアーティストへファンレターを投函するファンレターブースの設置や、アーティストのサイン色紙やポラロイド写真など、ここでしか見られない 貴重な1 点モノを展示した。また、今年もアーティストや俳優が直接ブースを訪れる時間もあり、憧れの有名人に間近で会えるとあってたくさんの人が押し寄せた。

ETC

会場入り口を入ってすぐの場所には、いわゆる『インスタ映え』する撮影ゾーンが豊富に用意されていた。特にKCONのキーワードである『#LETSKCON』の大きなオブジェの前ではたくさんの人たちが記念撮影を楽しんでいた。K-ACTIVITYコーナーには、今年から韓国の本や雑誌、服などを直接購入できる場が登場。韓国専門のブックカフェ「CHEKCCORI」には、韓国語の本を手に取り、真剣に眺める人もいた。また、日本のK-POP雑誌の先駆けである「haru*hana」のブースでは、アーティストの直筆イラストを展示、バックナンバーも購入できるとあって、たくさんのK-POPファンたちが訪れ賑わいを見せていた。日本最大級の韓国ブランドセレクトショップのKONVINIやHelloUFOのブースには、人気の韓国ファッションを直に見ることが出来るとあって、たくさんの人が訪れていた。 K-COLLECTIONエリアには、今や日本でも人気の高い韓国ビューティーを直接見て触れて体験することが出来るとあり、若い女性たちがたくさん詰めかけていた。
F&Bのフードコーナーではサムギョプサルやクッパ、プルコギ、トッポギなどの韓国おなじみのメニューから、昨年も大好評だったストロベリーボンボンなど、多様なメニューを楽しむことが出来た。 大人気のWanna Oneのメンバーカン・ダニエルがモデルをつとめるファッションブランドブースには、壁一面に貼られたポスターや等身大パネルとの記念撮影に長い列が出来ており、人気の高さを伺うことが出来た。

【DAY1】4月13日(金)

『KCON 2018 JAPAN』の初日を飾るこの日は、CHUNG HA、gugudan、RAINZ、Samuel、Wanna One、WJSN、さらに楽曲提供をしたPENTAGONと「PRODUCE 101」関連の歌手たちが勢ぞろいの日となった。まずはgugudanのステージからスタート。
2月に発売したばかりの新曲「The Boots」と「Rainbow」の2曲をキュート&セクシーなパフォーマンスで魅せてくれた。スペシャルMCとしてまずミンヒョン&デフィ(Wanna One)が登場すると、早くも観客は興奮状態に。Wanna One と同じく、「PRODUCE 101 シーズン2」出身のRAINZが登場し、EDMサウンドが印象的な新曲「TURN IT UP」、ミディアムナンバーの「Somebody」の2曲を披露した。 昨年に引き続き二度目の出演となるVICTONはアコースティックバージョンから始まる「REMEMBER ME」と2ndミニアルバムのタイトル曲「EYEZEYEZ」の2曲を披露した。

この日のスペシャルステージはBoy's Coverと題して、女性アーティストが男性アーティストの名曲をカバー。
WJSNは東方神起の「MIROTIC」を、MOMOLANDはSUPER JUNIORの「Mr. Simple」を、gugudanは防弾少年団の「DOPE」を披露した後、3グループ合同でBIGBANGの「BANG BANG BANG」をパフォーマンスし、会場を盛り上げた。
その後は「PRODUCE 101 シーズン2」出身のSamuelが登場。デビュー曲の「sixteen」、新曲「ONE」でキレのあるダンスを披露し、会場を盛り上げた。その熱もさめやらぬままステージにはCHUNG HAが登場。Samuelと一緒にダンスパフォーマンスをした後、そのままCHUNG HA のソロステージへ突入。

「Roller Coaster」「Why Don't You Know」の2曲をキレのあるダンスとともに会場に届けた。
その後はスペシャルステージとしてPENTAGONのホンソクとWJSNソラの二人がベクヒョン(EXO)&スジ(miss A)の「Dream」をデュエットで披露すると、うっとりして聴き入る観客の姿も見られた。しっとりと聴かせた後は、今最も勢いのあるガールズグループMOMOLANDが登場。日本人にはおなじみの曲「踊るポンポコリン」のリメイクや、大ヒット曲「BBoom BBoom」を元気いっぱいに披露し、さらに会場を盛り上げた。続いて登場したPENTAGONは、イントロのピアノの旋律と鍵盤を叩くパフォーマンスが印象的な「輝け」からスタート。続いてデビュー曲「Gorilla」、「Can you feel it」まで貫禄のステージを披露。

去年に続いての登場となるWJSNは最新曲「Dreams Come True」、恋する少女の気持ちを軽快なメロディーで表現した「君に届け(I Wish)」をキュートに歌い上げた。そして初日のトリには「PRODUCE 101 シーズン2」から誕生したモンスターグループWanna Oneが登場。「BOOMERANG」のイントロが流れると、もはや悲鳴にも近い歓声が会場中に響き渡った。ノスタルジックなメロディーに乗せて別れた恋人への想いを歌う「Beautiful」、最新アルバムから「君の名を」、彼らの記念すべきデビュー曲「Energetic」までを披露。会場のボルテージは最高潮のまま、初日は終了した。

【DAY2】4月14日(土)

2日目は、TWICEの弟分としてデビューした話題の新人グループStray Kidsがトップバッターで登場。彼らを世に知らしめた「Hellevator」、正式デビュー曲「District 9」で大型新人の名に恥じないフレッシュなステージを披露した。メンバー全員が 2000年代生まれというTRCNGは「WOLF BABY」と「Spectrum」で元気いっぱいのパフォーマンスを見せてくれた。この日のオープニングMCとしてSEVENTEENのエスクプスとウォヌが登場すると、会場からはひときわ大きな歓声が沸いた。

そしてスペシャルステージ第一弾には、GFRIENDのユジュ&ウナの二人が「Spring Is Gone by chance+je t'aime」を披露。続いは韓国HIPHOPを代表する二人が登場。Sik-kは「Party」を、Reddyは「Flamingo+Peach」をそれぞれのスタイルで歌い上げた。盛り上がりを見せる会場に、今度はSEVENTEENからジョシュア、ジョンハン、スングァンの三人がMCとして登場し軽快なトークを進行。続いて登場したのは、Mnetのサバイバル番組「アイドル学校」から誕生したfromis_9。キャッチ―なメロディーが心地よい「To Heart」、「Pinocchio」、「Glass Shoes」の3曲を初々しく歌い上げた。

その後、IMFACTが「THE LIGHT」と「Feel So Good」を、BLKは「HERO」、「Kiss Me Babe」をそれぞれ披露した。5月に日本デビューを控えるGFRIENDが登場すると、会場からは男性の声援もたくさん上がった。爽やかなメロディーが印象的な「Love Whisper」を元気いっぱいに歌い上げると、「Rough+NAVILLERA」と「Me gustas tu」は日本語ver.で披露。GFRIENDの持ち味であるはつらつ&パワフルなダンスで会場を魅了した。この日のスペシャルステージのハイライトともいえる“2PM SPECIAL“ではWOOYOUNG(From 2PM)とStray Kidsの姿がステージ上に現れると、会場の熱は一気にヒートアップ。事務所の先輩と後輩でスペシャルユニットを結成し、2PMのヒットナンバー「GO CRAZY!+Hands Up」の力強いパフォーマンスを見せてくれた。

続いてWOOYOUNG(From 2PM)のソロナンバー「Going Going」、「BYE」、「Yo モリアガッテ Yo」、「想像してみて」で圧巻のパフォー マンスを披露するだけでなく、流暢な日本語でのトークでも観客を魅了した。そしてこの日のトリであるSEVENTEENが登場すると会場の熱気は最高潮へ。グループを構成するボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの各チームのUNIT Performanceから始まり、ヒット曲「CLAP」、「Mansae」、「VERY NICE」の3曲を一糸乱れぬパフォーマンスとともに歌い上げ、2 日目のラストを華やかに締めくくった。

【DAY3】4月15日(日)

3日目は天気があいにくの雨模様となったが、M COUNTDOWNの会場にはまったく関係ないようだ。この日はKCON初出演となるGolden Child がトップバッターで登場。最新曲「It's U」、さらにデビュー曲で中毒性のあるメロディーが特徴の「DamDaDi」をフレッシュ&爽やかに歌い上げた。続いて、本日のオープニングMCであるMONSTA Xのキヒョン&ミニョクが登場し、絶妙のトークで会場を盛り上げた。そして昨年12月に韓国デビューしたばかりのTHE BOYZ が登場。全員がセンターをはれるビジュアルを持つ大注目の新人グループとあって、新曲「Giddy Up」とデビュー曲「BOY」をパワフルなダンスとともに披露すると、ひときわ大きな声援が上がっていた。次はMnetのサバイバル番組「少年24」から選抜されたメンバーで構成されたIN2ITが登場。最新曲「SnapShot」と「Be BoP Baby」の2曲を世界初披露した。

そしてキヒョン&ミニョクからバトンタッチを受けたMONSTA Xのジュホン&ヒョンウォンが登場し、観客とのかけあいなどで会場を盛り上げた後はスペシャルステージへと突入。N.Flyingのフェスン、THE BOYZのヒョンジェ、Golden Childのボミン、SF9のインソンが東方神起の名曲「Love in the Ice」を歌い上げ会場を魅了した。続いてKCONの常連、Heizeが登場。「didn't know me」、「You like me?」、「That's the way it goes」の三曲をHeize独特の透き通った声でしっとりと歌い上げた。途中でDaviiも登場し、Heizeのステージに花を添えた。昨年に続き2回目の出演となるSF9が登場すると会場は大きな歓声に包まれる。軽快なアップテンポとレトロダンスが楽しい最新曲「MAMMA MIA」、情熱的なラテンポップサウンド「O Sole Mio」で会場を大いに沸かせた。SF9 と同じ事務所に所属で、今回唯一のバンドN.Flyingは「Hot Potato」、「The Real」のエネルギッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げた。

SUNMIが登場すると一転してムーディーな雰囲気へ。「主人公(Heroine)」、「24時間じゃ足りない」、「Gashina」の大ヒット曲を情感たっぷりに歌いあげた。途中、日本語で繰り広げたトークでは愛嬌たっぷりで、客席からはしきりに“可愛い”との声があがっていた。さらに、この日のスペシャルステージではGirl's Coverと題して、男性アーティストが女性アーティストの名曲をカバーする試みが行われた。THE BOYZはKARAの「LUPIN」を、Golden Child はBoAの「Atlantis Princess」を、SF9は少女時代の「Run Devil Run」をカバー。

オリジナルとは違った魅力でファンを魅了した。そして日本でも高い人気を誇るMONSTA Xが登場すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。「JEALOUSY」、「SPOTLIGHT」、「Beautiful」、「DRAMARAMA」のヒット曲を時にセクシーに、パワフルに熱唱。3年連続出場の余裕と威厳を見せつけた。そして最終日のトリはTWICE。最新曲の「What is Love?」と日本セカンドシングル「Candy Pop」、アップテンポでノリのいい「Heart Shaker」ではキュートなダンスを披露。ラストに歌ったのは、そのポーズが社会現象にもなった「TT」。観客も一緒になってTTポーズをつくり会場の盛り上がりは最高潮に。興奮冷めやらぬまま3日間のKCONは幕を閉じた。