KCON 2017 JAPAN REPORT

2017年5月19日20日21日の3日間にわたり開催された
「KCON 2017 JAPAN」をリポート!

【DAY1】5月19日(金) M COUNTDOWN REPORT
身長180センチ以上の超大型グループとして、日本を中心に活動し多くのファンを持つApeaceのステージを皮切りに初日がスタート。KCON初登場の彼等だが、そんな素振りは微塵も見せず、堂々としたパフォーマンスを見せてくれた。この日は、デビューして間もないフレッシュなグループが3組登場。まずは、2016年11月にデビューしたばかりのVICTON。今年3月に発表した2番目のミニアルバムからタイトル曲である「EYEZ EYEZ」と「Blank」の2曲を披露してくれた。2016年10月にデビューしたばかりで今年6月に日本デビューも決定しているSF9は、メロディが印象的なデビュー曲「Fanfare」と「Easy Love」の2曲を披露。二組とも、新人らしからぬ完成度の高いパフォーマンスを見せてくれた。そして今年3月にデビューしたばかりで今回は初来日となるガールズグループPRISTINが登場。デビュー曲「WEE WOO」を溌剌としたパフォーマンスで見せ、会場からは「可愛い」などの声がしきりに上がっていた。
   この日、唯一のバンドとなるDAY6。好きな女の子に対し自分の気持ちを分かってくれてないもどかしさを歌った、軽快で爽やかなメロディーの「I'm Serious」と「DANCE DANCE」とスペシャルステージを披露。昨年に引き続き2回目の登場とあって、メンバー自身もステージを楽しんでいた。日韓で人気急上昇中のASTROは、「ブッチャバソヤヘ」「Confession」「Breathless+北極星」を爽やかな歌声と溌剌としたパフォーマンスを披露してくれた。日本でも高い人気を誇るBTOBは、軽快なビートの新曲「MOVIE」、ドラマチックなサビが印象的な「I'll be your man」、しっとりとしたバラード「また会えるから」の三曲を披露してくれた。トリのJUNHO(From 2PM)が登場すると、会場の盛り上がりは最高潮に。「Fire」、「SO GOOD」「WOW」「SAY YES」のJapanese ver.を激しく華麗なダンスと共に歌い上げながらステージを走り回る。流暢な日本語でファンとの掛け合いも完璧で、会場を魅了した。
【DAY2】5月20日(土) M COUNTDOWN REPORT
この日はオープニングスペシャルとしてMONSTA Xのヒョンウォンとジュホン、DJ Justin Ohのパフォーマンスで幕が上がった。メンバーが登場すると、会場は割れんばかりの歓声があがった。昨年のコンベンションに続いて今年は本公演の出演となったCLCは、爽やかでキュートな「チャミスマ」と、セクシーで強力なイメージで話題をさらった「トッケビ(鬼)」の二曲を披露した。この日、ソロシンガーの2トップとして、まず登場したのはHeize。メロウなナンバー「Star」をしっとりと歌い上げた。今回が日本初ステージのBabylonは「Crush On You」と「Ocean Drive」の二曲を披露。心地よく透き通った声色で、会場を魅了していた。この日のスペシャルゲストとして、韓国HIPHOP界のカリスマ、ユン・ミレ & タイガーJKは、「Get It In」を披露。夫婦らしく息の合ったパフォーマンスを見せてくれた。さらに「Jet Pack(English ver.) 」では、日本のHIPHOP界のカリスマZeebraがfeat.で登場。日韓のHIPHOP界をけん引するアーティストたちの豪華コラボレーションに会場はひときわ盛り上がった。さらなるスペシャルゲストとして、SF9が登場し、INFINITEの「Be Mine」、EXOの 「Growl」、防弾少年団の「I NEED YOU」のダンスパフォーマンスに会場はさらにヒートアップした。
MONSTA Xが登場すると、会場の熱気は一気に最高潮に。大ヒット中の「Beautiful」、そしてカウントダウン映像でファンと約束していた「HERO (Japanese ver.)」など計4曲を歌い上げた。3年連続でのKCON出演となるLovelyzは、初公開となる「Now, We」と「WoW!」の2曲を披露、会場にいるファンを沸かせた。そしてこちらもKCONは初となるApinkが登場。日本での活動も3年目となる彼女らの登場に、会場からひときわ大きな掛け声が上がっていた。「Only one」、「Remember」、「LUV」とヒットナンバー3曲を披露し、会場はApinkの応援カラーであるピンク色に染まっていた。満を持して頓所したのはGOT7。「Never Ever」、「Hard Carry」、「MY SWAGGER」のヒット曲を迫力満点に披露。さらに、毎日実施された「福袋コーナー」で彼らに与えられたミッションはなんとプロポーズ!ユギョムとベンベンとジャクソンの三人が、客席から選んだ1名のファンにステージ上からプロポーズ。なんとジャクソンは直接ステージを降り、一輪のバラの花とともに本人に直接プロポーズするという、ファンにはたまらないイベントとなりました。そしてこの日のトリを飾ったのはCNBLUE。登場するやいなや会場を一気にCNBLUEカラーに染め上げ、ボーカルのヨンファはセンターステージと花道を客席を挑発しながら、所せましと駆け回り、「Between Us」、「Can't Stop」など3曲をパワフルに歌い上げ、2日目のラストを華やかに締めくくった。
【DAY3】5月21日(日) M COUNTDOWN REPORT
3日目はKCON最終日ということもあり、観客の入りも最大となった。オープニングは、日本を中心に活動し、絶大な人気を誇るCODE-V。少し切ない気持ちになる「Spring Love」、7年前にM COUNTDOWNで歌ったという「Addiction ~君なしには、生きられない」の二曲を披露。トップバッターに相応しく堂々としたステージを見せてくれた。続いてはMnetのオーディション番組がから誕生した少年24から選抜された、初の活動チームUNIT BLACK。韓国でヒット中の活動曲「Steal Your Heart」と、力強いダンスが特徴の「BOOM」を披露すると、客席からは大きな歓声が上がっていた。続いて、日本初登場となる宇宙少女(WJSN)が登場。「君に届け(I Wish)」、「Secret」の二曲を、13人の爽やかなパフォーマンスで魅せ、客席を魅了していた。
Mnetのサバイバル番組から誕生した、日本人メンバーも所属しているPENTAGON。「Can you feel it」、「Can you feel it」 の二曲を新人とは思えないパワフルなパフォーマンスで披露してくれた。韓国でも絶大な人気を誇るガールズグループGFRIENDが登場すると、会場からはひときわ大きな歓声が。彼女たちの代名詞でもあるパワフルなダンスで「FINGERTIP」、「今日から私たちは」、「時をかけて」のヒット曲3曲を熱く歌い上げた。
続いては大ヒットドラマOSTの常連、“韓国R&Bシーンの最強ボーカリスト”K.willが登場。明るくポップな「Love Blossom」、歌声が心に響く「花が咲く」、大ヒットドラマ「太陽の末裔」のOST「言って!何してる?」の3曲を熱唱した。続いてはK-POP界の“WARUGAKI”Block Bが登場。客席を楽しませるパフォーマンスにも定評がある彼らの登場に、会場のテンションもアップ。「YESTERDAY」、「TOY」、「HER(Japanese Version)」でファンと一体になって楽しんでいた。この日のトリとなるSEVENTEENが登場すると、会場は割れんばかりの歓声が響き渡った。メンバーのバーノンがケガのため、「KCON 2017 JAPAN」への不参加が発表された中、1人不在の12人でのパフォーマンスとなったが、そんなことは微塵も感じさせない熱いパフォーマンスを見せてくれた。福袋コーナーではフォトタイムが実施され、メンバーそれぞれが様々な表情やポーズでファンのリクエストにこたえていた。「BOOMBOOM」、「VERY NICE」、「Mansae」と彼らのヒット曲を披露し、会場の盛り上がりも最高潮のうちに幕を閉じた。
CONVENTION REPORT OPENING
世界最大級のK-Cultureフェスティバル「KCON 2017 JAPAN」が、2017年5月19日(金)、20日(土)、21日(日)の3日間、千葉・幕張メッセ国際展示場で開催された。 K-POP、K-BEAUTY、K-FASHION、さらにK-FOOD、K-DRAMA、K-MOVIE など、【韓国】をテーマにその多様な文化(K-Culture)の全てを体験することができるコンベンション型フェスティバルとして、2012年にアメリカ・カリフォルニアで初開催され、その後アメリカのNY、フランス、アブダビ、日本と世界各地で開催質続けている。日本での開催は、今年三回目となり、アーティストが登場するLIVE&トークショー、公開収録、ミニファンミーティングのみならず、美容、伝統工芸品作り、食を堪能できるフードコートなどもあり、盛りだくさんの内容となっている。今年は日本での開催史上、最も豪華なアーティスト陣が出演するということで、開催前から大きな注目を集めていた。
5月19日(土)。初日であるこの日、千葉・幕張メッセ国際展示場ホール前には、開場時間前から入場を待つ人たちが長蛇の列を作っていた。多数のブースが出展したコンベンションエリアでは、今年も実に多種多様で様々なイベントが行なわれた。食関連のブースでは試食が出来るとあって、たくさんの人で行列が出来ていた。中でもひときわ目立っていたのは、日本でも人気の辛ラーメンのブース。新発売のキムチ入りラーメンは大人気で、常に行列が絶えなかった。エバラCJのブースでは美容にいいお酢のドリンク“ミチョ(美酢)”の試飲を、韓国観光公社のブースでは時間ごとに韓国の伝統料理を紹介、試食も行っていた。 FOODコーナーでは、新大久保の人気店「ヌルンジ」のキムパブや、マッコリ協会公認のお店で様々な種類の味を楽しめる「マッコリAngあん)」、見た目も可愛い韓国発の電球ソーダなどを楽しむことができた。特に、大阪の鶴橋発祥・南青山のチーズケーキ専門店のパフェは、コンベンションを楽しんで疲れた体を癒してくれる人気商品となり、買い求めようとする人たちが長蛇の列を作っていた。その他、各ブースでは様々なゲームやイベントで会場を訪れた人々を楽しませていた。
KCON STAGE CONVENTION REPORT
コンベンションエリアのメインステージとなる「KCON STAGE」では、連日様々なアーティストが登場してミニライブを開催、さながらコンサートのような盛り上がりを見せた。中でもメインコンテンツとして注目を集めていたのはMnet Japanのオリジナルエンタメ情報番組「MタメBANG!」と、各種番組・雑誌とのコラボ公開収録。
19日(金)には日本初上陸のPRISTINとInterFMが、20日(土)には『KCON JAPAN』には三年連続の出演となるLovelyzと韓流雑誌ぴあとが、21日(日)には同じく韓流雑誌haru*hanaと韓国で今最も勢いのあるGFRIENDのコラボステージを開催した。どの日も、彼女たちの姿を一目見ようとするファンたちが詰めかけ、会場のボルテージは最高潮となった。
TSUNAGARU STAGE CONVENTION REPORT
様々な内容を展開した「TSUNAGARU STAGE」では、K-POPスターを迎えてのトークショーや、韓国の文化を堪能できた。伝統楽器ソヘグムの演奏では、その洗練された音色に聴き入ることができ、韓服のファッションショーでは、色とりどりの韓服に身を包んだモデルが登場すると、会場からはため息が聞こえた。Mnet Japanで放送中の「おしえて!おいしいキッチン」の公開収録も開催され、ゲストにCLCのメンバーが登場。普段から料理を作るということで、そのう腕前をいかんなく発揮してくれた。その他、CODE-VやTRITOPS*、HANHAE、IDIOTAPE、少年24 UNITE BLACKやSF9、など豪華K-POPアーティストが様々なテーマでトークショーを開催、会場に詰め掛けたファンからはひときわ大きな歓声が上がっていた。
Mnetブース CONVENTION REPORT
Mnetと韓国のカフェチェーン「MANGOSIX(マンゴーシックス)」と、「MANGOSIX × Mnet Café in KCON」のコラボブースを展開。宮古島に日本初店舗を構える当店が、本土に初上陸とあって、連日大行列、売り切れ続出となった。
昨年10月に韓国で開催された「tvN 10 Awards」を意識したフォトウォール前では、記念撮影に興じるファンが列をなしていた。また、Mnetの国民的人気サバイバルプログラム「PRODUCE 101 シーズン2」の最終メンバーを予想するイベントにもたくさんの人が押し寄せ、番組に対する関心の高さを伺うことができた。また、アーティストが直接ブースを訪れる時間もあり、近くで会えるとあってたくさんの人が押し寄せた。
K-CULTURE STAGE CONVENTION REPORT
Mnet Japanや韓国コンテンツ振興院が人気のバラエティや韓国ドラマの上映会を実施した。MCとして大活躍の古家正亨氏が「K-Culture」をテーマにトークショーを実施。Mnetのプロデューサーで「SHOW ME THE MONEY」や「SIXTEEN」、現在は「M COUNTDOWN」を手掛けるチェ・スンジュン氏を迎えてのトークショーには、たくさんの観客が訪れその話に聞き入っていた。また、韓流雑誌「haru*hana」の編集長・佐藤氏と「韓流ぴあ」の編集者・西川氏によるトークショーでは、雑誌がどうやって作られるのかについての内容や、普段は聞くことのできない取材の裏側についての質問が集中し、大いに盛り上がっていた。
K-STUDIO CONVENTION REPORT
デジタルに慣れ親しんでいる若年層のために、様々なデジタルコンテンツも展開。日韓で人気の高い20人のYouTubeクリエイター達がコンベンションに参加した。とぎもちKOREAとApeaceのコラボでは、韓国のおいしいインスタント料理の紹介、日韓カップルが感じる文化の違いについてなど、様々なテーマでトークを展開し、「LINE LIVE」で生中継し、韓国Mnetのデジタルコンテンツ「M2」のFacebookを通じて人気アーティストが出演するレッドカーペットを無料で生中継もした。
ETC CONVENTION REPORT
その他、K-BEAUTYエリアでは、韓国の最新メイクや道具などの紹介・販売を展開。各ブースで、実際に体験することができ、特にジェルネイルのブースでは20分ほどで綺麗なデザインのネイルアートを体験できるとあって、美容に関心の高い女性たちが多くつめかけていた。その他にも、韓国語講座、韓国の伝統的な髪飾りペッシデンギ作り、さらにK-POPカバーダンスやK-POPアーティストと俳優たちのMEET&GREETまで、各ステージとブースに分かれて多種多様な内容のプログラムを開催した。

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